はい、ご利用いただけます。

強酸性次亜塩素酸水の洗口剤としての研究はそれなりに多くなされてきています。 大体の研究結果が30秒程度のうがいは問題ないというのが多いようです。
一例として、日本大学保存学教室歯周病学講座の伊藤公一先生の論文(口腔領域:強電解水のうがい効果 むし歯は治るか)から一部を抜粋します。(ここで言う「強電解水」は「強酸性次亜塩素酸水」の事を指します)

引用ここから—

強電解水のpHは2.7以下であるので、強度の脱灰性を有し、これを洗口剤として用いるにはだれしもが懸念するところである。
また、教室の西田らは、強電解水のヒトエナメル質に対する影響を検討した。第3第臼歯部から切り出した健全エナメル質を、強電解水および生理食塩水中に30秒、30分、6時間、18時間および60時間、37℃で振盪浸漬した。
なお、ポジティブコントロールとして、エッチングゲルを用いてエナメルエッチングを行った。それぞれの歯片を観察、走査像解析装置を用いて表面粗さを分析した。
その結果、強電解水に浸漬する時間とともにエナメル質の脱灰は進行する傾向にあったが、30秒浸漬では脱灰は認められなかった。
また、強電解水中に18時間浸漬したエナメル質の脱灰程度は、エナメルエッチングと同等であった。肉眼観察ではエナメルエッチングによって白濁した歯面は2から3日で元に戻るとされており、SEM観察では3周以内に脱灰歯面はほぼ消失するとされている。
以上のことから,強電解水によるエナメル質表面に対する脱灰の危険性は少ないものと考える。
また、歯面表面は獲得皮膜やプラークをはじめとする歯面沈着物で覆われて、直接強電解水が触れることは少なく、また、唾液の緩衝作用やカルシウムの添加などが起こるので、脱灰の危険性は少ないものと思われる。

—また、うがいの効果については以下のように結論付けられています。

強電解水の齲蝕予防への応用は、あくまでも機械的プラークコントロールの補助として用いるべきであろう。強電解水のみで齲蝕予防を行うには限界があるし、危険性もある。しかし、齲蝕の原因が、プラーク中の細菌であることから、この強電解水の特徴を把握し、有効使用することは齲蝕予防に安全かつ効果的な手段の一つになりうる可能性があると結論できる。

— とのことでした。 他にも文献はいくつかあります。

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