機種によって表示は異なりますが、液晶画面に「クリーニング」と表示されたり、「洗浄お知らせ」「洗浄サイン」「洗浄通知」のいずれかが点滅した場合は、手動洗浄のタイミングです。
このサインが出たら、手動洗浄を行ってください。
■ 手動洗浄が必要な理由
電気分解を行うと、マイナス極の電極板にカルシウムなどのミネラル分が付着しやすくなります。通常は使用後に電極が自動で入れ替わり、自動洗浄されますが、
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長く使用している場合
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原水に含まれるミネラル分が多い地域の場合
には、カルシウムが取りきれずに残りやすくなります。
これがたまると電解しにくくなったり、白い結晶が飲用水に混ざったり(カルシウムなので無害です)、故障の原因にもなります。
定期的な手動洗浄により、本体内部の配管にたまったスケール(カルシウムなど)を除去することができます。
また、普段から**「酸性水モード」**を使用してフレキシブルパイプから酸性水を流すと、洗浄効果があり、より長く快適にご使用いただけるのでおすすめです。
■ 手動洗浄のタイミング
給水量と吐水量の合計が約300リットルに達すると、洗浄通知が点滅します。以下の手順に従って、手動洗浄を行ってください。
(詳しい操作方法は機種の取扱説明書をご確認ください)
【手動洗浄の手順】
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本体を「酸性水モード」に切り替え、酸性水を出します。(クリーニング状態)
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約30秒でブザー音が止まり、クリーニング表示または洗浄通知の点滅が消えます。
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水を止めて完了です。
※ 注意事項 ※
クリーニング中にフレキシブルパイプや吐水ホースから出る水は、飲用や使用をしないでください。