使用水道水の水質が地下水を多く含んでいる場合や、井戸水を水道水として利用している場合、地下水に多く含まれている遊離炭酸(H2CO3)の量により、電解直後(1~2秒)に還元水のpH値が中性近くに戻ってしまう現象(pH試験液反応が、青から緑の変化)が起こる場合があります。
これは、地下水に溶け込んでいる遊離炭酸が、イオン化するために起こる現象であり、遊離炭酸を電気分解すると、電解はしますが炭酸ガスが中和するため、見かけ上pHは低く抑えられます。
しかし、電気分解はされており、還元水のもつ特性が失われる現象ではなく、美味しい健康水となることは変わりありません。
遊離炭酸の度合いによっては使い始めは浄水フィルターに吸着されるため、半年くらいで症状がでることもあります。
(浄水フィルターは遊離炭酸用に作られていないため、どの程度とれるかはお答えできません。)
【遊離炭酸が含まれているかテストする方法】
空の透明コップにpH試験液を3~4滴入れ、そのコップに還元水素水(pH9.5)を注ぐ。
【反応】
(注いだ直後)青紫~青色に発色 (1~2秒後)青色から緑色に変化→遊離炭酸が入っています。
※吐水ホース(グレー)から出る酸性水もpH試験液で測り、黄色になっていない場合はお問い合わせください。