pHと塩素濃度の相関関係はありません。
直射日光が当たって有効塩素濃度がゼロになったペットボトル入りの次亜塩素酸水のpHは、2.0でした。(自社調べ)
生成時のpH2.35からpH2.0への変化なので、より酸性になったということになります。 これは、HClO(次亜塩素酸)が紫外線によって分解してO(酸素)が外れ、HCl(塩酸)となり、薄い塩酸になったためと考えられます。 また、強酸性次亜塩素酸水と弱酸性次亜塩素酸水との違いはpHだけではありません。
強酸性次亜塩素酸水(以下、強酸)は医療用途として手指消毒と内視鏡が認められていますが、弱酸性次亜塩素酸水(以下、弱酸)と微酸性次亜塩素酸水(以下、微酸)はこれがありません。 強酸、弱酸、微酸ともに食品への用途として殺菌料が認められています。
また、有効塩素濃度は強酸が20〜60ppm、弱酸が10〜60ppm、微酸が10〜80ppmと定められています。