お風呂の塩素は除去した方がいい?塩素の除去方法を解説!【風呂用浄水器】
お風呂に入るとき「塩素臭が気になるな」と感じることはありませんか?
実は、水よりもお湯の方が塩素臭を強く感じやすいんです。
塩素(Cl)の沸点は-34.04℃ととても低く、気体に変化しやすいです。お風呂の平均温度は38~42℃で塩素(Cl)の沸点から考えると高温ですね。
気体になった塩素を呼吸や皮膚から吸収すると、飲用した場合の100倍程度体内に取り込んでしまうと言われています。
お風呂の塩素は取り除いた方が良いのでしょうか?
塩素による影響と、除去する方法をご紹介します!
目次
塩素は体に良くない?
一般社団法人 浄水器協会によれば、水道水に含まれている残留塩素は肌のタンパク質を酸化させる働きがあり、これにより肌は乾燥しやすくなり、保湿力つまりバリア機能が低下します。 肌のバリア機能が低下すると、隔膜層の乱れにより刺激を受けやすくなります。そのため菌などのアレルゲンが侵入しやすくなり、敏感肌やアトピー性皮膚炎を誘発しやすくなるそうです。
髪の毛もタンパク質でできているため、肌と同じようにダメージが蓄積していきます!
化粧水を変えても肌トラブルが一向に改善しない、トリートメントをしても髪がまとまらないという方は、もしかすると塩素が原因かもしれません!
お風呂は毎日入るものです。肌や髪への影響を考えると、塩素は除去した方が良いと思います!
お風呂の塩素を除去するには?
飲用や料理への利用を目的としているキッチン用の浄水器および浄水カートリッジ(フィルター)の耐熱温度は約35~38℃以下のものがほとんどです。日本人の好むお風呂の温度は約38~42℃と言われていますが、これでは耐熱温度を超えてしまいますよね。
つまり・・・
お風呂(湯船やシャワー)の塩素を徹底除去するには、お風呂用の浄水器が必要です!
お風呂用の浄水器といっても、なかなか馴染みがないですよね。
手軽なモノだと数千円で販売されているシャワーに直接取り付けるタイプのものから、据え置き型の高性能なものまで様々な商品があります。
どんな製品が適しているのか、”塩素除去したい場所”毎に紹介します!
1:湯船の塩素を除去したい
湯船では重力が約1/9になると言われています。普段感じている筋肉や関節の緊張がほぐれ、心身ともにリラックスできる時間ですよね。どうせなら、お肌も癒せるバスタイムにしたいと思いませんか?
ビタミンで中和する
湯船の塩素除去には最も手軽な方法ではないでしょうか。
化学反応を利用し、塩素とビタミンCを中和(※)させることで塩素を除去します。塩素除去を目的としたビタミンC粉末やタブレットも販売されていますね。
季節のお風呂として親しまれる、菖蒲湯やゆず湯なども塩素が有機物と反応し合って中和されるようです。(ただし、お風呂に含まれる全ての塩素を中和する為に必要な量は明確に算出されていません。)
(※) 性質の異なるものが、互いに混ざり合いそれぞれの性質を失うこと。
入浴剤を使用する
塩素除去効果のある入浴剤も販売されています。
誰もが知っている某大手メーカーの入浴剤でも、塩素除去効果のある種類が発売されているようです。他にも塩素除去に特化したベビー向けの入浴剤も販売されています。
毎日消費する物なので、購入の手間や置き場所の問題がありますが、手軽に試すには良いのではないでしょうか。
多孔質のモノを入れる
多孔質とは表面に小さな穴がたくさん空いている性質のことです。スポンジをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
多孔質である備長炭やセラミックボールは、表面の小さな穴で塩素を吸着して水中の塩素を除去します。備長炭は、消臭剤としてもよく使用されていますよね。
同じ炭でも、浄水フィルターの材質としてよく使用される活性炭は、備長炭よりも穴の数が多く、表面積は活性炭の方が大きいです。湯船の塩素除去(カルキ抜き)を目的とした備長炭や活性炭、炭チップの入った炭パックも販売されています。
2:シャワーの塩素を除去したい
湯船の塩素よりも、まずはシャワーの塩素を除去して様子を見たい、髪のダメージが気になるという方におすすめです。
シャワーヘッド型
まずは浄水機能を試してみたい!という方にはシャワーヘッドを交換するタイプの浄水器から使用してみるのが良いと思います。
家電量販点や大型ショッピングモールなど比較的手に入れやすい所で販売されています。安価で手に入れやすい反面、カートリッジの交換目安が短期間で交換コストが高かったり、そもそもシャワーヘッドをその都度交換し続けなくてはならない場合もあるようです。
交換目安が短期間だと、やはりコストと交換の手間が気になります。また、一体型では水圧がとても下がってしまったという声もあるようです。
一度使用してみることで求めている機能を把握し、ライフスタイルに合っている浄水器を見極める事が出来ると思います。
※シャワーホースと一体型のシャワーヘッドは、ホースも合わせて交換する必要があります。
3:湯船とシャワー両方の塩素を除去したい
塩素除去された湯船に浸かりたいからシャワーヘッドだけでは心許ない・・・徹底的に塩素を除去したい!素肌&ヘアケアを重視しているという方には据置型の高性能浄水器がオススメです。
据え置き型風呂用浄水器
しっかり塩素を除去したい!という方にはお風呂用浄水器をオススメします。
据置型は大きなカートリッジを使用できたり、塩素除去以外にも特徴をもつものもあり、高額な製品も多いです。機種によってカートリッジの性能が異なるので、機種に悩んだ時はカートリッジに使用されている材質に注目してみてください。
カートリッジに使用されている最もポピュラーな材質は活性炭ではないでしょうか。多孔質である活性炭も、原材料となる木材によって性能が変わってくるので、原材料も実は重要なのです。
まとめ
水道水に含まれている残留塩素は、肌のバリア機能を低下させる恐れがあり、アトピー性皮膚炎の一因という研究結果もあります。
塩素は沸点が-34.04℃と低温のため、お風呂の温度(38~42℃)でも気化します。呼吸や皮膚から取り込まれる塩素は飲用などで吸収される塩素の100倍程度体内に取り入れてしまうと言われています。
お風呂の塩素を除去するには、ビタミンC粉末やタブレット、塩素除去を目的とする入浴剤などがあるので、まずは試してみたいという方にはピッタリだと思います。
シャワーと湯船どちらも塩素を除去した、肌にも髪にも優しいバスタイムにしたいという方には、お風呂専用の浄水器の取付をおすすめします。
プランビーの風呂用浄水器【BUBEE】
プランビーの風呂用浄水器【BUBEE(バビー)】は据置型に分類されます。
高額商品の部類ですが、月々一定額のレンタル契約で、ご家族全員が使い放題です!
BUBEE(バビー)にはシャワーヘッドと給湯口があり、1台でシャワーと湯船両方の塩素を徹底的に除去します。さらに、シャワーヘッドのウルトラファインバブルでお肌の汚れを吸着し、柔らかいシャワーで優しく洗い流します。
髪とお肌、両方への塩素によるダメージ軽減を手助けします。
BUBEEの浄水カートリッジ
プランビーの風呂用浄水器:BUBEE(バビー)の浄水カートリッジには、繊維状活性炭と最高級ヤシガラ活性炭の2種類を採用しています。活性炭には非常に細かい穴(細孔)があり、この穴は「ミクロポア(※1)」と「マクロポア(※2)」の2種類に分かれています。
1つめの「繊維状活性炭」では、多数のミクロポアによって吸着スピードがとても速い特長があり、多くのミネラル素材が練り込まれています。ミネラル分が多く含まれているとpHの上昇効果が期待できます。中でも、ミネラル鉱石や焼成サンゴは特にミネラル分が豊富です。
2つめの「最高級ヤシガラ活性炭」では、マクロポアで有機物などの粒子を吸着し、さらに小さいミクロポアでより多くの粒子を吸着します。
2種類の活性炭で吸着効果を最大限に引き出し、さらに鉛除去も兼ね備えた高性能浄水カートリッジです。
※1 ミクロポア・・・2ナノメートル以下の小さな穴
※2 マクロポア・・・50ナノメートル以上の穴
シャワーヘッド
BUBEE(バビー)のシャワーヘッドは、ただのシャワーではありません。
ウルトラファインバブルシャワーヘッドを使用しており、高性能の浄水機能にウルトラファインバブルを組み合わせることで、質の高いケアを取り入れる事ができます。(※1マイクロメートル以下の超微細な気泡をウルトラファインバブルと呼びます。)
この超微細な気泡が毛穴やシワの奥まで入り込み、汚れを吸着してやさしく洗い流してくれます。 スキンケアの大敵は洗い残しとも言われているくらい、スキンケア前の洗顔は重要のようです!
さらにシミ・シワの原因ともいわれるシャワーの刺激を抑えることで、お肌にもやさしいシャワータイムを楽しむことができます。
ウルトラファインバブル温浴が可能!
バビーはシャワーと給湯どちらも使用することができます。
湯船にためるお湯も浄水ですが、さらに一部だけ(1/3程度)シャワーヘッドからお湯を足すことで、ウルトラファインバブル温浴が楽しめます。
毛穴の奥から潤うため、時間が経過しても水分量が持続し、保湿作用もあります。
全身ぽかぽかで、さらにお肌も潤う「ウルトラファイン温浴」を試してみませんか?