次亜塩素酸水は加湿器で噴霧してもよいのか?

今回は話題になっている「次亜塩素酸水を加湿器で噴霧すること」について、弊社の見解を述べます。

2020年5月末に製品評価技術基盤機構(NITE)から、次亜塩素酸水の有効性評価について中間報告がありました。 その中で噴霧について誤った情報が取り上げられ、一部マスコミから次亜塩素酸水は噴霧に使用すると危険という報道があり、困惑されている方も多いのではないでしょうか。

結論からいいますと、厚生労働省の規定される範囲の次亜塩素酸水は加湿器で噴霧しても危険ではありません!
しかし次亜塩素酸水は酸化力が強いので金属が錆びるので、錆の影響がでない場所で使用ください。

噴霧に関する衛生当局の見解

各衛生当局の見解を紹介する前に、お伝えしたいのが、「次亜塩素酸水は消毒剤ではない」という事です。 

今回の報道では、「次亜塩素酸水は消毒剤ではない」ことを理解していない、もしくはよく資料を読み解かないマスコミやメディアによる偏向報道がありました。

それでは具体的に見ていきましょう。

WHO

「COVID-19 について、噴霧や燻蒸による環境表面への消毒剤の日常的な使用は推奨されない」とする。 さらに、「消毒剤を人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない。これは、肉体的にも精神的にも有害である可能性があり、感染者の飛沫や接触によるウイルス感染力を低下させることにはならない」としている。

米国疾病予防管理センター(CDC)

医療現場の消毒に係る一般論として「消毒剤噴霧は、空気や表面の除染のためには不十分な方法であり」、「一般衛生管理には推奨されない」としている。

中国国家衛生健康委員会

新型コロナウイルス対策に係る消毒薬ガイドラインにおいて、「人がいる状態で空間・空気に対して消毒を行うべきではない」としている。

厚生労働省からの注意

社会福祉施設等において、次亜塩素酸ナトリウム液の噴霧は、「吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」としている。

以上が、各衛生当局の見解でした。マスコミやメディアが、次亜塩素酸水はどのようなお水か理解せずに情報を発信したことをご理解いただけたと思います。

加湿器で噴霧する有効性について

COVID-19 について、次亜塩素酸水を噴霧することの有効性は、現在のところ、国際的に確率された評価方法は見当たらないとされています。

しっかりとしたエビデンスは存在せず、どれくらいの除菌効果があるなどは言えません。 しかしウイルスは加湿することで生存期間を短くすることができます。

なので噴霧による空間除菌というよりは、インフルエンザ予防の際と同じように「加湿」による予防効果と洋服や物への除菌効果を期待して使用し、もちろん換気も併用いただくことをおすすめします。

加湿器で噴霧する安全性について

事故情報データバンクより

製品評価技術基盤機構(NITE)より発行された資料の中に、消費者からの事故情報データバンクには「次亜塩素酸(水)の空間噴霧による健康被害」とも捉えられる報告が届いているという健康被害の報告が掲載されていました。
事故情報データバンクに直接問い合わせたところ、こちらは大きな間違いであることがわかりました。こちらで記載されている「次亜塩素酸(水)」とは、次亜塩素酸水ではなく、次亜塩素酸ナトリウムを希釈したお水を空間噴霧したことによる健康被害でした。

よって、厚生労働省の規定する範囲の次亜塩素酸水については健康被害が報告されていません。 消費者だけではなく、消費者庁でも次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムを混同していたことには驚きました。 このような誤りが起こるのはやはり、次亜塩素酸水がどのようなお水か認知されていないことが原因なのではないでしょうか。

労働安全衛生法より

労働安全衛生法で、空気中の塩素濃度は0.5ppmまでという決まりがあります。 弊社の電解水生成器で生成できる強酸性次亜塩素酸水の有効塩素濃度は20~60ppmと低く、実際には換気や人の出入りがあることを考慮しても安全性の面は問題ないと考えます。

また私たちのyoutubeチャンネルでも安全性など解説しているので参考にしていただければと思います。 空間噴霧について(5:37〜)

加湿器の種類と注意事項について

加湿器にも種類があり、それぞれの特徴と注意事項を紹介します。

加湿器の種類特徴注意事項
超音波式温度は上がらない。
塩分も次亜塩素酸も入った粒が一緒に出る。
部屋の大きさの割に噴霧量が多いと精密機器等や錆びやすいものに支障がでる場合がある。
塩害が気になる場合は、3~5倍に酸性水か浄水、水道水等で薄めて使用する。
気化式温度は上がらない。
塩分はフィルターに100%残る。(塩水を乾かしたら塩が残る原理)
塩が残るのでフィルターの手入れが必要。
ヒーター式温度があがる。温度が上がるのはお勧めできない。

まとめ

冒頭でも述べましたが、厚生労働省の規定する範囲の次亜塩素酸水であれば、安全性に関しても噴霧して問題ないと考えます。

そして「COVID-19 への噴霧による有効性」については、現在エビデンスはありませんが、加湿による予防効果と洋服や物への除菌効果を求める目的として換気も併用しつつご使用ください。

弊社の電解水生成器で生成できる強酸性次亜塩素酸水は、有効塩素濃度が60ppm以下のため薄める必要もございません。

しかし、加湿する部屋に精密機器や楽器等がある場合、強酸性次亜塩素酸水は強酸性という性質上、また電気分解しきれなかった塩分等の影響が生じる場合があります。

その場合、強酸性次亜塩素酸水ではなく、酸性水をご利用いただくなど、使用場所によりご判断ください。  

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